00317-050220 ブローニーフィルムをスキャン
終日、研究室でPagesを使って細かい作業。
Pagesでの作業は楽しい。見た目がシンプルかつきれいなので、ずーっと作業をしていても気持ちがいい。安定度も全く問題なし。
18時、Sに誘われて、M、Hとともにいせやへ。
shio語録:恋は需要、愛は供給。
研究室に戻ってMacで芸術劇場を見る。フリードリヒ・グルダ・メモリアルコンサートをMacで録画。オケは新日本フィル、ピアノはアルゲリッチさんとグルダの二人の息子。ピアノ3台プラスオケという編成ながら、うるさかったりせず、とても美しく優しい音楽でした。
ちなみにMacで2時間4分録画したファイルは1.74GB。MPEG1です。
Macではテレビが見られないと思っている方がいらっしゃるかもしれませんが、ちゃんと見られます。録画もできます。録画予約もできます。shioはPixela社のCaptyTV(Firewire接続)を使っています。
ただし、業務にメインで使っているMacには接続していません。
仕事中に気軽にテレビが見られてしまわないほうがいいから。
仕事に使わない私物のMacにつないであります。
芸術劇場を見ながら、仕事をしつつ、Epson F-3200を使って6×7のポジフィルムをスキャン。このフィルムスキャナ、11月に買ったまま箱の中で眠っていました。なかなか設置する機会がなかったのだけど、昨日の来客中に、おしゃべりしながらデスクの上に配置しました。今日はそれをMacにFirewireで接続して、ためしに使ってみたのです。 shioは20世紀の終わり頃、ブローニーフィルムで6×7や6×4.5の撮影をたくさんしておりました。ブロー�ーフィルムというのは、フィルムの幅が6cmあるフィルムのこと。それを長さ7cmで使うカメラを6×7(ロクナナ)、長さ4.5cmで使うカメラを6×4.5(ロクヨンゴ)と呼びます(他に、6×6、6×8、6×9があります)。特に6×7はお気に入り。6cm×7cmという微妙な矩形がイイんです。shioは縦位置の写真が好き。だけど縦位置にすると、当たり前だけど幅が狭くなる。その点、6×7というフォーマットは、縦位置で最も幅が広いフォーマット。そこがshioが好きなところ。
また6×4.5のカメラは、カメラを普通に構えたとき、縦長の写真が撮れる。それがイイ。普通のカメラで縦位置の写真を撮る場合、カメラをどちらかに90度回転させて構える必要があるけど、6×4.5はその必要がないんです。それがスバラシイ。
shioは6×7をMamiya7、6×4.5をFujifilmのカメラを使っていました。Mamiya7は研究室にありますが、Fujifilmの方はかなり前に売ってしまいました。なお今6×4.5を買うなら迷わずBRONICA RF645にゼンザノン45mmF4。フィルムでスナップ撮影する楽しさをとことん味わえます。220フィルム1本で32枚撮影できます。 さてMamiya7で撮影した大量の6×7写真。
F-3200で14枚程スキャンしました。うわー、きれい。
いろんな設定でスキャンしてみたけど、2400dpiの24bitカラーで十分。それでも約6400×5100ピクセルくらいになるので、3264万画素ということになります。EOS 20Dが約800万画素だから、約4倍。ちなみに3200dpiでスキャンしたら、8300×6800ピクセル、つまり5644万画素!! すごーい。空の高さとか雲の質感とか金属の冷たさとか……。やっぱり表現力が全然違います。うーむ、やっぱりフィルムはいいなあ。
というわけで今日の写真はスキャンしたものから2枚。
http://www.flickr.com/photos/shio/5118189/ http://photos4.flickr.com/5118189_b92dc502c3_o.jpg
http://www.flickr.com/photos/shio/5150324/ http://photos4.flickr.com/5150324_e9b36ee0f5_o.jpg